侍が刀をおいた

　昨夜、楽天が球団創設９年目で初優勝を決めた。

　最後は西武の維持の攻撃があり、田中に初黒星がつくんじゃなかろうかとさえ思った。が、栗山・浅村を全球ストレートで三振だもんな～。さすがすぎる。

　歓喜の輪の中を、TV画面越しに必死で斎藤隆さんを探した。かつて横浜YB時代から、応援している選手。

　メジャーから、地元仙台のチームへ。震災があったときは帰国を本気で考えて、苦しんだそうだ。

　優勝会見の場にも呼んでもらって良かったですね。ファンとして、とてもとても嬉しかった。

　隆さんのコメントで泣きそうだったよ。


　って、そんな余韻に今日１日は浸る予定だったのに、昼休みにネットから衝撃のニュース。

　広島・前田智徳引退

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　発狂と、会社PCを殴り飛ばすのを堪えて、キーボードに突っ伏しました。

　今季、1番恐れていたことが起きてしまった。昨年同様、代打ながら圧倒的存在感と結果を出していたのに、死球で戦線離脱。

　９月に戻ってきてくれれば、来年も続行するんじゃないか。という希望が断たれてしまった。

　とはいえ、会見が前田選手らしくて、帰宅してから泣きそうで大変。何かもう、本当にお疲れさまでしたとしか言えない。

　怪我が多いなか、何度も復活して、そのたびに存在感を増していった気がする。全盛期より、怪我をしてからを見ているから、尚更そう思うのかもしれない。

　指導者になる姿が想像つかないけど、もう一度別の形でユニを着る日はあるのだろうか。その時が来たら、また泣きそうになるんだろうな。

　今の４０前後の世代に１番魅了されてきているから、毎年この時期が苦痛でしょうがない。

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