場違いでは?@フランス料理 [学生時代もありました]
ゼミの先生から卒業祝い(前祝い?)で食事に連れて行ってくれる話が以前から知らされてました。で、それが昨日。場所はジョエル・ロブション。
前日まで軽い気持ちで考えていたのに、ネットでお店を調べると……え~っと、学生の分際で足を踏み入れても良いのでしょうか??
色々不安を抱えつつ待ち合わせ場所へ。1つ目の衝撃、OGの方が2人に加え自分が最も苦手とするOBまでもいた。予想としては4年と院生が来ると思っていましたから。2つ目の衝撃4年は自分を含めて2人。途中で日が変わったせいで全員の予定が合わなかったんだって。
集合時点で予想外な不安要素が……。もう1人の4年である友人から会って早々に言われたこと、
「目が笑ってない」
ごめんあさーせ。ここ数年の人間関係上最悪に苦手な人がいらっしゃるとは思っても見ませんでしたから(にっこり)。
ま、そんなことは置いといて。お店は素晴らしかったです。
入口~。まるでホテル(汗)。
入口からお出迎えがあり、クロークに荷物預けちゃったり、テーブルにロウソクがあったりetc。ちゃんとしたフランス料理はたぶん初めてだったから、何をするのも挙動不審だったに違いない。
先生が頼んだワインコルクの香りに驚いて、口取り(アミューズ ブーシュ)に付いていたバターの美味しさに驚嘆して、食前酒のシャンパンの飲みやすさに感動して。最初っからテンションは急上昇。
食事は全部でオードブル+4品。4品は2沢の中から各自でチョイス。
1品目、「フランス産栗のカプチーノ仕立て カリカリに焼き上げたベーコンの香りで」。要は栗のスープ(台無し?/笑)。スープ自体は液状だけど、味は濃厚。ほんのり甘い中にベーコンのせいか塩味。栗のペーストを伸ばしたとすると液体すぎるし、ベースはいったい何なんだろうか?
2品目、「ホタテ貝のプランシャ焼き 野菜のミトネ 南仏の香り」。ホタテのソテーにパプリカとトマト(たぶん)のソースかな。とにかくホタテが美味!パプリカも皮が取ってあったので、苦みが無くて食べやすかった。
3品目、「的鯛をプランシャ焼きに イベリコチョリッソのコンディメントと共に」。
上の野菜で鯛は隠れちゃってます。
盛りつけ方が可愛い。鯛の下にスパイシーなソース。魚の塩加減と野菜と合うし、周囲に飾られたオリーブも美味。
4品目、「ゆっくり火を通したリンゴになめらかなクレーム キャラメルのアイスクリームを添えて」
ピンぼけ(爆)。
1番美味しかった。「甘い」という人もいたけど、下のクリームにもリンゴの味がして、キャラメルアイスの苦みと口に入れると、至福の極みを体感。これを家で作れたらどんなに良いでしょう……無理か。
本当は全品の写真を撮りたかったけど、生憎デジカメを忘れて、友人のを拝借。例のOBには「こんな所で撮るなんて」と言われたけど、みんな気にせず撮影会。お店自体もOBが手引きしたらしいし、奢ってくれたみたいだけど、苦手なものは苦手なまま。ことあるごとに「女性は甘えなきゃ」、「男性に任せなきゃ」を口にする人に私は愛想を振りまくつもりは一切ありませんの。
帰宅して父君に料理と味を報告。ここで素直に味わってなかったことに気付く。父君は
「考えながら食べる方が楽しいんじゃない。そういうこと話しながら食べなかったの?」
と言ってくれたけど、あの店内雰囲気ではそんなことを話して良いものか。周囲は誕生日パーティで集まった外人団体、女性集団、接待風の人etc。学生は肩が狭いです。でも厨房には入りたかったな~。
そして母君には持って帰ったメニューから、自分が選んだものを見事に当てられました。さすが親なのか、自分が単純なのか。
おぉ、卒業祝いにジョエル・ロブション!
ゼミの先生、粋ですね。
しっかし、そんなハイソな所に行ったら、
わたくしもきっと挙動不審に陥ること請け合いです。
でも、そういう経験はちゃんと舌を鍛えてくれますよ。
by (2007-02-08 21:17)
きむたこもたまにはフレンチレストラン、
行きたいです・・・。ええなぁ〜。
by knacke (2007-02-08 22:16)
>のりりんサマ
店名だけでは全然ピンと来なかったんですよ(焦)。
ネットで驚いて、店内で挙動不審でした・・・・・・。
さすがに店内も料理も非常に満足いく物でした。ほとんど夢心地ですが。
>きむたこサマ
たぶん、初フレンチでした。美味でしたよ~。
by 氷白蓮 (2007-02-10 18:47)