感謝と寂しさと前進と

　今日で現職がラストの日。ロッカーで美人さんと仲良しネエサマからハグを受けてスタート。

　いつもどおり…というか、閑散期過ぎて仕事探しに追われた最終日(苦笑)。いや、繁忙じゃ抜けられないからと自分に言い聞かせました。

　3時過ぎに先輩が他部署ヘルプを交代してくださいました。

　「挨拶回り、行ってらっしゃい」

　ってことで各部署ウロウロ。既にご存知の方もいらっしゃれば、全く情報無しの方まで。夏休みの時期と被ってしまったので、何名かは挨拶できなくて、残念。んー、移転して1年半か。こっちで仲良くなったネエサマ方との別れも寂しかったけど、入社当時からの人とは特別な思いがあった。

　特に先輩、事務所トップ、苦手上司。

　先輩には１から今日まで指導していただいた。失敗した時にしっかりと忠告をくださり、余裕がある時は雑談したり。1番長い時間を過ごした。視野が狭いこともよく指摘された。これからも課題。

　事務所トップは最も迷惑をかけました。1年目は資材確認のミスが多くて、しょっちゅう頭下げて業者さんと掛け合って頂いてました。少しずつ築いた信頼関係から、事務所の仕事を託されるようになった。で、また、事務方トップに仕事が戻ってしまうのです…申し訳ありません。
　事務所で話していたら、涙が出てきてしまって焦った。とつとつと語られると弱い。


　苦手上司とは前日でお別れ。しんみりしてしまった。何だかんだで迷惑かけっぱなしなのに、構ってくださったからね。仕事、働く姿勢等、頂いた言葉は多数。野球の例えもあって、印象深く残っている。

　「人を信じて、自分を信じて頑張っていってください」

　「いつでも連絡ください」

　昨夜、頂いたメールの1文。普段は棘だらけなのに、文面は暖かいんだもんなぁ。ズルイです。
　
　また、遊びに来ます。お世話になりました。ありがとうございました。

　気持ちを上手く伝えられたかは怪しい。精一杯の感謝と同量の寂しさを抱えて、引越し準備を始める。こうやって、少しずつ脱皮していく。あー、でも、暫くは寂しい。